飲み過ぎは禁物

何故カフェインが悪いのか?

多くの人が利用するコンビニでは、何種類もの缶コーヒーやペットボトルの緑茶が買えます。

 

毎週のように新商品が販売されるので、今日はどのコーヒー、緑茶を飲もうかと楽しみにしている男性も多い事かと思います。

 

コンビニだけではなく会社や事務所でのデスクワークでも合間を見ながらコーヒーブレイクをすることもありますし忙しい仕事を忘れてホッと一息つけるつかの間の時間です。

 

そして家に帰ってからはご飯の後に熱い緑茶を一杯飲む方もいるかもしれません。

 

このように私たちの日常生活では1日に何杯ものコーヒーや緑茶を飲むことが普通になっています。

 

そしてどれ位の量を飲んでいるかは、それほど気にしないかもしれません。

 

しかし、実はこのコーヒーや緑茶に含まれているカフェインが抜け毛を増やす原因になっていることをご存じでしょうか。

 

なぜカフェインの飲み過ぎが抜け毛に関係しているのでしょうか。

 

カフェイン飲み過ぎが原因

コーヒーや緑茶などに含まれるカフェインと抜け毛。

 

 

一見すると何の関係も無いように感じますがカフェインの摂取は育毛効果があるという説もあります。

 

確かにカフェインが含まれている飲料を体内に吸収すると、すぐに血液に運ばれ血行促進作用が現れることがわかっています。

 

血行促進に関わる頭皮の内部の毛母細胞が必要とする栄養を効率的に運ぶことができるようになります。

 

だったらカフェインは抜け毛より育毛に効果があるのではないかと思いますが、この血行活発にしてくれる効き目は長く続いてくれません。

 

個人差によりますが男性の場合は、カフェインを摂取してから30分から60分で最高に達し、約2時〜4時間ほどで効き目がなくなります。

 

つまりカフェインの力で薄毛予防や育毛効果を求めるなら、たくさんのコーヒーやお茶を飲まなくてはいけません。

 

そう考えると、これはあまり現実的な方法ではありません。

 

ではなぜコーヒーや緑茶の飲み過ぎが抜け毛を増やす原因になるのでしょうか。

 

 

理由の一つにカフェインが引き起こす覚醒作用による睡眠の妨げにあります。

 

つまり過剰にカフェインを飲みすぎることで、眠れない、または眠りが浅くなりやすくなるということになります。

 

通常、人間が睡眠をとる午後10時頃から午前2時頃にかけて体の成長に関わってくるのが成長ホルモン(正確にはヒト成長ホルモン)合成と分泌です。

 

成長ホルモンの役割として身長、筋肉の発達や体の代謝、皮膚のターンオーバー、などが関係していますが、やはり気になるのが髪の成長です。

 

 

一本一本の髪の毛が成長するために必要な栄養分として「ケラチン、タンパク質」は必要不可欠です。

 

ここで関わるのが成長ホルモンでケラチンとタンパク質を合成し分泌する役割を行い、髪を太く伸ばす役割をしてくれています。

 

 

 

しかし日中の時間帯、特に夕方以降にカフェインを飲み過ぎると睡眠時間になっても中枢神経が興奮した状態のため、気付かないうちに睡眠の妨害をしてしまっています。

 

 

 

身体は眠っているつもりでも神経は覚醒作用のため、実際には休まらずヒト成長ホルモンが十分に働かず髪の成長や再生に悪影響を与える危険性が浮き彫りに現れてきます。

 

結果として抜け毛が増えてしまう可能性があり、この点と関係して、カフェインの飲み過ぎは体内にあるアデノシンという成分を壊してしまいます。

 

 

 

アデノシンは体内でエネルギーの輸送を担い、眠気を促すために重要な物質です。

 

また毛乳頭を刺激し発毛促進効果をもたらします。

 

 

 

しかしアデノシンが破壊されてしまうと、質の良い睡眠がとれず、加えて育毛に必要とされるエネルギーが抑えられてしまうのです。

 

1日に必要なカフェイン

どうしても口が寂しくなるとコーヒーや緑茶を飲みたくなりますが、飲み過ぎは体にも髪の毛にもデメリットになっるし、なおかつ飲む時間帯に気を付けることも大切です。

 

先程話したように、カフェインの作用として、吸収してから30分ほどで効き目が現れ半減期が2時間から約6時間というデータが出ています。

 

つまりカフェインに含まれる覚醒作用が消えるまでは約6時間は必要という事になります。

 

昼の食後の後や3時の休憩の後にコーヒーなどを飲むことはかまわないと思います。

 

だけどもそれ以降の夕方や夕食後の後は少し夜の睡眠を意識したほうが良いかと思います。

 

(寝る前はもってのほかです)

 

1日に必要なカフェイン摂取量を覚えておけば、育毛効果もあり、抜け毛を抑えることもできます。

 

成人男性の場合、1日に必要な摂取量は約400mgと考えられています。

 

・一般的なマグカップは250mg
・ティーカップは150ml

 

それ以上を摂取してしまうと、頭皮や髪の毛にも悪影響を及ぼす危険性があります。

 

大体、コーヒーカップ1杯150mlには約100mgのカフェインが含まれています。

 

 

この数値で単純計算すると約4杯になりますが、他の食品や飲み物から摂取することを考えると大体2杯か3杯が適量といえます。

 

コーヒーや緑茶の飲み過ぎは抜け毛を増やすだけでなく、胃痛や貧血、自律神経の乱れ、それによって引き起こる睡眠の妨げなども生じさせるため注意が必要です。

 

しかしコーヒーや緑茶の香りはリラックス効果があるため、あくまで必要量を摂取する分には、自律神経を落ち着かせる働きや血行促進にもつながります。

 

朝から午後の早い時間帯までに数時間の間隔をあけて2、3杯のコーヒーや緑茶を飲むならメリットを最大限引き出せる可能性があります。

 

コーヒーや緑茶を飲むことが身体や髪の毛に害になるという訳では決してありません。

 

また抜け毛が増えている原因もカフェインの飲み過ぎと決めつけることもできません。

 

その人によって体質なども異なるため、同じ量のコーヒーや緑茶を飲んでいても髪の毛や頭皮に出る影響には個人差があります。

 

昼を過ぎて緑茶を飲むとその日の夜は目がさえて眠れないという人もいれば、夜にコーヒーを飲んでも問題なく眠れるという人もいます。

 

自分の体質をよく考えて、1日に摂取する適量を見定めることが大切です。

 

先にあるように、飲む時間帯や飲む量に気を付ければカフェインによって抜け毛が増えるという症状はでないはずです。

 

また胃痛や睡眠不足なども防ぐことができます。