若いうちから薄毛に悩むことも

若い年齢でも薄毛になる

薄毛や抜け毛は中年男性の悩みと考えがちかもしれません。

 

しかし10代の中学生や高校生であっても髪の毛が薄い事で悩んでいる方が多くいます。

 

人生の中でも特に輝かしい青春時代真只中の時期に、薄毛に悩むのはとても辛いことです。

 

中学生や高校生のいわゆる思春期に差し掛かると、身体や心、考え方も徐々に子供から大人へと成長していきます。

 

特に感情的には不安定な時期でもあるので、髪の毛が薄くなっていくのを考えると大きなストレスを抱えてしまいます。

 

また、友達や周囲の人からの視線が気になってしまいます。

 

若はげとも呼ばれている若年性脱毛症は、通常毛穴から2〜5本程度生えている毛が1本しか生えていない状態が10代から進行していることを指しています。

 

はげるのは遺伝と考えられている部分も多いです。

 

もちろん間違いではありませんが、遺伝だけが原因ではありません。

 

では10代から薄毛が進行する理由には他にどのような理由があるでしょうか。

 

対処法も一緒に考えてみましょう。

 

男性ホルモンが原因

まず挙げることができる最初の原因は男性ホルモンの影響があります。男性ホルモンは始まりと期間は男子と女子で異なり、個人差も大きいです。

 

男子は小学校高学年前後、女子は小学校中学年前後に始まるのが一般的とされています。

 

この期間のことを思春期、または第二次性徴期とよびます。

 

思春期の平均を見ると男子が11歳ごろ、女子が10歳ごろとなっています。

 

思春期に男性ホルモンが盛んに分泌されることで、声変わりなどの変化が起こります。

 

たとえば、成長期に声変わりが起こるしくみとして、筋肉でできているのは、成長の過程で声帯と呼ばれる喉の一部がホルモンの影響で太くなり、あわせて喉仏の骨も大きく変わるからです。

 

つまり、男性ホルモンが活発になることで、筋肉や骨、それからヒゲや体毛も濃くなり、変化が目に見えて起こり始めます。

 

そして、この男性ホルモンの中に含まれているテストステロンという物質が薄毛を引き起こす原因とされています。

 

男性ホルモンの1つであるテストステロンだけで髪を悩ませるようなことはありません。

 

5αリダクターゼと呼ばれる酵素であると結合することで髪の成長に支障をきたします。

 

ちなみにですが、5αリダクターゼは頭皮に存在する酵素ですが、特に頭皮の前頭部や頭頂部に多量にいることがわかっています。

 

それ以外の側頭部や後頭部は少ないとされているため、基本的に頭皮の髪の量が少なくなるのは前頭部と頭頂部になります。

 

テストステロンと5αリダクターゼが結合することでDHT(ジヒドロテストステロン)が発生します。

 

知っている方も多いかもしれません。

 

基本的にDHTが存在することは珍しいことではありません。

 

問題になるのが、過剰に増えすぎてしまうことです。

 

つまり、多量テストステロンと多量酵素の組み合わせで、DHTの数が増えてしまうことで、頭皮内部の毛母細胞に対して大打撃を与えてきます。

 

前頭部や頭頂部に大量に集まったDHTが頭皮内部の毛母細胞にダメージを与えるため、血液の循環が悪くなり、結果的に髪に栄養を与えることが出来なくなります。

 

そうすると、髪の成長を様食べるため、抜け毛や薄毛につながってしまいます。

 

一般的に20代後半から30代にかけて薄毛が多いとされていますが、あくまでもこれは一般的であり、10代中盤からテストステロンが活発に分泌されていることも医学的な研究によって明らかになっています。

 

もちろん、男性ホルモンの中に含まれているこうした物質によって、すぐに薄毛になることや抜け毛が増える訳ではありません。

 

若い時は体内の免疫力や細胞自体も強いため、すぐに影響を受けることはあまりありません。

 

しかし徐々にその影響が表れはじめ、気がつかないうちに生え際が後退していたり、頭頂部が薄くなっていたりします。

 

男性ホルモンの分泌量にも個人差がありますし、発生しても毛母細胞に影響を受けにくい体質の男性もいます。

 

反対に影響を受けやすい体質の男性がいるのも確かです。

 

男性ホルモンの多い方が髪も薄くなるとは一概に言えません。

 

 

頭皮の炎症が原因

中学生になると、自分の容姿にも気を使い始めます。

 

それまでとは違って髪型もこだわって朝起きて学校に行く前にもシャワーをして、しっかりと髪をセットして行きたいと思うものです。

 

実は毎日するこのルーティンが薄毛に繋がってしまう場合も少なからずあります。

 

髪の毛が栄養豊かな状態であるためには頭皮が健康な状態を保つ必要があります。

 

また体内で円滑に栄養分が運ばれていたとしても、頭皮の状態が良くないとハリのある健康な髪の毛は生えてきません。

 

髪の毛をセットする際には、まずドライヤーで乾かしてからワックスやムースを使うことが多いでしょう。

 

しかしドライヤーの熱や整髪料に含まれている成分が頭皮に直接付着することで、炎症を起こしてしまうことや毛穴が詰まってしまう危険性があります。

 

もし毎日ドライヤーなどを使う場合は、長時間の使用を避け、直接頭皮に熱風をあてないように気を付けることが大切です。

 

また整髪料を使用した場合は、シャンプーの際にしっかりと落とすことで頭皮の炎症や毛穴の詰まりを防ぐことができます。

 

薄毛が気になる場合は、頭皮に刺激を与えないようにして炎症を防ぐようにしましょう。

 

過剰ストレスが原因

中学生、高校生も毎日の生活の中で沢山の悩みやストレスを抱えます。

 

進学や就職、部活の悩み、友達関係や恋愛など考える事は山ほどあります。

 

こうした過剰ストレスも薄毛の原因の1つとなってしまいます。

 

過剰にストレスが加わると自律神経が上手に働かなくってしまいます。

 

常に交感神経が働き緊張状態が続くことで、身体全体に栄養を運ぶ重要な役割を担っている血管や毛細血管が収縮してしまいます。

 

その結果頭皮や毛母細胞が必要としている栄養も十分に供給することができずに、髪の毛が徐々に弱ってしまうのです。

 

抱えている問題やストレスをすぐに解決することは現実的に難しいです。

 

そのため上手にストレスを解消できる方法を探すことが重要です。

 

ストレスと大きく関係があるのは睡眠と運動です。

 

10代の時期には毎日最低8時間の睡眠時間を確保することが必要という研究結果があります。

 

また身体の代謝をよくするため、リラックスするためにも適切な運動をすることができます。

 

 

もし薄毛で悩んでいる10代の方がいたら、こうした原因のどれかに当てはまっていないか考えてみることができます。

 

すぐに解決できる問題ではないかもしれませんが、少しずつでも改善できるなら抜け毛や薄毛を予防することができます。

 

どうしても改善されないようであれば、医師に相談してみることもできます。