成分フィナステリドの働き

フィナステリドの働き

薄毛や抜け毛で悩んでいる日本人男性は年齢を問わず少なくありません。

 

一昔前と比べると最近では生活習慣の変化に影響されて、10代や20代などの若年層であっても薄毛に悩んでいる男性が多くなっています。

 

そのため、テレビCMやインターネットでも発毛剤や育毛剤に関連した商品を幅広く宣伝しています。
しかし医薬品であるものも多く、決して安い価格ではありません。

 

そして日本国内だけでも商品数は山ほどあります。 海外の商品も合わせると星の数ほどあると言っても過言ではありません。

 

様々な謳い文句を付けて販売してはいますが、実際の効果がどれ程のものなのかは定かではありません。

 

そして自分の薄毛や抜け毛に果たして効くのかも保証されていません。

 

フィンペシアとは?

ここ数年、テレビやインターネットで注目されているのが、フィンペシアと呼ばれる医薬品です。
フィンペシアと入力して検索をすると、使用者の体験談なども多く見つけることができるはずです。

 

発毛剤や育毛剤のように頭皮に直接アプローチするのではなく、内服薬として服用して内部からアプローチする医薬品です。

 

 

日本皮膚科学会が定める「男性型脱毛症診療ガイドライン」では、最も効果が高い治療法の1つとして認められています。

 

医学的な観点から見ても十分な信頼性があります。 同じ効果がある医薬品としてプロペシアと呼ばれるものもあります。

 

フィンペシアはプロペシアのジェネリック医薬品とされています。

 

つまり、品名は異なるものの殆ど同等の効力を期待することができます。 そしてジェネリック医薬品であるため、安価に購入することができるのも注目を集めている理由の一つです。

 

プロペシアを1か月分購入するために病院で診察してもらうと、約7000円から8000円はかかります。 この金額を毎月支払い続けるのは、経済的にも大変です。

 

しかしジェネリック医薬品であるフィンペシアは個人輸入することもでき、3ヵ月分を約3000円前後で購入することができます。

 

つまりプロペシアの10分の1で購入することができるのです。

 

ネット通販などで購入する場合、偽物を販売する業者なども出てきているため十分に注意する必要があります。

 

服用方法は簡単で、1日1錠を継続的に飲み続けるだけです。

 

可能であれば、1日の同じ時間帯に服用することが薦められています。飲めば飲むだけ良いという訳ではありません。

 

他の治療法と同様に即効性を期待するのではなく、地道な努力が求められます。

 

フィンペシア成分フィナステリド

フィンペシアが抜け毛や脱毛に効果があるのは、フィナステリドという成分が含まれているためです。

 

当初は前立腺肥大症や前立腺がんなどの治療のために使用されていましたが、服用している患者さんの多くに毛髪が濃くなる傾向があることに気付き、抜け毛や脱毛にも効く医薬品を開発するために研究がはじまりました。

 

世界各国では1998年から販売されてきました。 日本でも2005年末に厚生労働省からの正式認可がおりて、万有製薬より販売されるようになりました。

 

脱毛で悩む男性の多くは男性ホルモンとの関係があります。

 

男性ホルモンのテストステロンという成分が体内で5αリダクターゼと結合することでDHT(ジヒドロテストステロン)が作り出されます。

 

このDHTという物質は発毛抑制作用成分があるとされています。 フィナステリドはこのテストステロンと5αリダクターゼが結合するのを防ぐ働きがあると考えられています。

 

その結果、脱毛や抜け毛を引き起こす原因とされるDHTの生産も抑えることができます。

 

簡単に言うと、フィナステリドは発毛や育毛を促進するのではなく、脱毛を防ぎ栄養ある健康な髪を維持できるように助ける働きがあります。

 

フィナステリドを含む医薬品は幾つか販売されており、2015年にはファイザー株式会社から発売されている「ファイザー」があります。

 

フィンペシアの効果

ではフィンペシアを服用することで、どれ程の効果を期待することができるのでしょうか。

 

もちろん、どのような治療法や薬品であっても個人差はあります。 しかし薄毛になってから間もなれば、効き目を十分に期待することができます。

 

毛根がまだ生き残っている場合、効果が出る可能性は高まります。

 

 

服用者の傾向を調査すると、服用開始から約3ヵ月程度で頭皮や毛髪に変化が出てきたと感じ、半年が過ぎるころにはその変化を十分に見て取ることができる状態に回復しています。

 

薄毛が気になり始めたなら早めに服用することが大切です。

 

DHTによる脱毛、男性型脱毛症には効果をみることができますが、それ以外の症状である円形脱毛症などにはあまり効かないと考えられています。

 

 

また先に述べたように、フィナステリドには脱毛を防ぐ効果があるので、併用して育毛や発毛を促すミノキシジル等を含む外用薬で直接頭皮や毛根にアプローチするならば、さらに有効的な方法といえます。

 

フィナステリドを含む内服薬の臨床試験では、1年間服用した場合に約6割の人が毛髪の改善を感じたとされています。

 

服薬期間が長くなるとその割合はさらに増え、2年間服用した場合は約7割、3年後には全体の約8割の人が毛髪が増えたという結果があります。

 

確実に改善することができる方法といえます。

 

しかし医薬品なので、副作用があることも忘れずに覚えておきたいポイントです。

 

代表的な副作用としては、性機能関連を挙げることができます。

 

具体的には性欲減退、勃起不全、精子の減少があります。

 

他にも睾丸の痛み、発疹、頭痛、蕁麻疹などが報告されています。

 

健康な成人男子が服用して生死にかかわる重篤な副作用は生じませんが、服用前には専門医からの指導やアドバイスを受けてから服用することがすすめられています。

 

またキノリンイエローと呼ばれる着色成分を含むフィンペシアもあります。

 

この成分を長期間服用すると発がんの恐れがあるとされています。

 

日本では規制されていますが、個人輸入などで購入する場合は注意が必要です。

 

まとめ

このようにフィナステリドを含む医薬品が薄毛や脱毛には非常に有効的な治療法であることがわかります。 ジェネリック医薬品であれば、値段もかなり抑えることができます。

 

 

薬だけに頼るのではなく、生活習慣や食習慣を改善することも頭皮状態を健康に保つ助けになります。